Az the Travel Cat
特に旅が好きなわけではなかった
だけど、日本とは違う言語、食事、文化、ライフスタイルには興味がある 人と違うということにすごく居心地の良さを感じる 最近は旅に出てブログを書くというスタイルもだんだん増えてきたように思う 環境を変えて仕事ができるという素晴らしさ 同じ仲間、職場で働くという当たり前が 最近ではようやく当たり前ではなくなってきた 当たり前とは何なのか? 自分が思っている当たり前が"当たり前"とは限らない 彼と出会ってたくさん気づいた 旅をする中でたくさんの人に出会い、 様々な体験をして自分でいろいろ考るようになった。 当たり前を疑ってみた いろんな新しいことが見えた 今まで、なんて窮屈に考え、何かに縛られ、ガチガチに固まった偏った考え方をしていた。 そして自分には何もできないと思ってしまっていた。 むしろ考えるということすらしていなかった、疑うということもなかった。 だから、そんな自分にも気づけなかった みんなやっているから正しい。それが 当たり前なんだ と。 みんながやらないことはやってはいけないことだと。 そう思ってきたし、同じことをやることが正しい。そう教えられてきた。 ちっぽけな世界でちっぽけに生きて そのなかでも楽しいことを何とか見つけて小さな世界で生きていた。 これが人生なんだ。と 本当の自分が思う幸せに そんなのできっこない。と目を背けてきた。 嫌なことや、やりたくないこと、それは努力なんだと、 そしてこの努力は報われると信じていた これを乗り越えれば 明るい未来があると信じ ただ言われたままにレールの上を進む 努力努力とやりたくないことを我慢してやり続ける。 これが正しい、これがかっこいい 自分が努力家だと信じて。 なんてくだらない人生なんだろう。 本当にくだらなくてつまらない。 そっちの道は間違っている。 こっちが安全だから、こっちの道に進みなさい そういわれて、何も疑わず、その正しいかもわからない道を安全だと 当たり前を疑わずに生きてきた。 間違っているって誰が決めたのか? 何も挑戦せずに、失敗を恐れて、他人の目を気にして 自分で考えることもせずに人のせいにしてきた 9.11の あの時のエレベーターと同じだ みんなが行くから、それが正しいと 当たり前なのだから、そうするしかないのだと。 そんなこと誰も決めてはいないのに。 それが死の道だとも知らずに 自分の身は自分で守る だれも助けてくれはしない みんなが行く道は間違っているかもしれない 当たり前って何? 当たり前を疑ってみよう。 疑う勇気を持とう 自分を信じてあげよう 9.11の自分を信じた勇敢な一人の社員の本当にあった話 それは突然 すごく大きな音がして、ビルが揺れる 地震か?よくわからないが、 これはただ事ではない。とにかく避難だ。 全員いったん仕事を止めて、エレベータで出口へ向かう社員たち。 彼らのエレベーターは幸いなことに止まることなく出口まで行くことができた。 エレベーターから出ようとした そのとき、 上司からの一本の電話 それは、 何があったのか状況をつかめるまで、電話がとれるよう会社へもどり待機しろ という指示だった。 彼らもまだなにが起こったのかは定かではない、 でも誰もがただ事ではないと確信していた そして、戻れなくなるのではないか。という不安がよぎる。 でも、このビルが崩れるなんて誰も予想はしていなかった。 まさか、飛行機が追突しているなんて。誰も思わない ただ、いわれるがまま。 上司からの命令に従うしかない。と。 だれもがそう思った。 そんな理由はどこにもないのに 何も事態を知らない上司からの電話 それに従うのが ”当たり前” だったから そして一人の社員が、会社へ戻る階のボタンを押す。 その時、 僕は戻りません!と一人の社員が言った。 僕はおります。と自分を信じて行動した。 上司を信じる理由はない。 だって、そこには上司はいない。 上司はただ、会社のルールをつげたまでだ、 何の根拠もない指示を下しただけだ。 社員のことなどは考えてはいないだろう。 たかが、会社 ルール 社員が会社を離れれば、会社がまわらなくなる だから戻れと。ただそれだけ。 会社のルール そんなくだらない ことで 何人もの社員を犠牲にしようとしている これが生死の分かれ目だった 一人の勇敢な社員を残しエレベーターは戻っていった そして、 そのエレベーターが二度と戻ってくることはなかった それが、みんなを見た最後だった 二度と彼らと会うことはなかった。 その後すさまじい音とともにビルは崩れていく 逃げ遅れた人たちが上から降ってきた ドカーンドカーンといろんなところから爆発音のような音がする 逃げ遅れた人、逃げ切れなかった人 人人人・・・ドカーン ドカーン 人が降っては地面にあたり破裂していく音だった 悪夢を見ているようだ もし、あのエレベータにのって戻っていたら・・・ 考えただけでもぞっとする。 この話は私がニューヨークにいたときの家のオーナーの話 彼女は実際に9.11を体験し、この勇敢な社員から直接聞いた話をしてくれた。 彼女は、この9.11のビルの中の別の会社で働いていた そして、 幸い 飛行機が追突した階から上ではなかったので助かった。 エレベーターは止まるかもしれないと考え、 非常階段で何時間もかけて無我夢中で駆け下りたという。 上の階の人で助かった人はいないだろうと言っていた。 すごい音 みんなパニック ただ事ではない そう判断し、逃げた それが正しい判断だろう。 その場にいない人はこんな状況を知る由もない その知る由もない上司が言ったことなど信じられるわけがない それでも、信じて働き続けた…その結果・・・ 今でもなお、社会はこれが普通で当たり前なのだろう 何も知る由もない奴が、権力と社訓を掲げこれが正しい道なんだと命令する 何も考えずただ言われたことをこなすだけの奴らを従える そんな会社が未だにいくつも存在する そしてこんな理不尽なことが起こる当たり前の世の中なのだ。 ほんとうにぞっとする こんな世の中でどう生きていくかは自分次第。 世の中を変えようとするのか、 気づいていても我慢してそこにとどまるのか 私は逃げる どんなにあがいても世の中を自分一人では変えられない。 くだらないルールにのっかって死を選びたくはない 逃げることは悪いことか? 自分の身は自分でしか守れない これが私には正しい道だったと印すまでだ。 私はエレベータには戻らない。 エレベータに戻ることが当たり前だとしても たとえ一人でも降りる道を選ぶ 昔の私にはできなかったことだろう。 いまはそれができる気がする。 当たり前を疑う。 それが自分にとって本当に幸せで正しい道なのか しっかりと自分で考える。 今少しずつ世の中が変わりつつあるように思う でもまだほんの少し 自分の道が正しいのかそんなことはわからない でも自分が幸せな道を選ぶ そういう人が増えれば、それが当たり前の世界になるのだろう
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10歳年下のドイツ人彼とデジタルノマッズ生活してます。
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3 月 2018
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